湿気の多い時期の外壁塗装について
船橋市の外壁塗装専門店リライアブルホームです。
本記事では、「湿気の多い時期の外壁塗装の注意点」を記載しております。
まだ寒い日などもあり少し早いですが、5月のお盆が明けたら梅雨の時期がやってきます。
外壁塗装や屋根塗装、外装リフォーム工事では、「夏から年末頃までが多繁忙期」というのが業界では一般的でもあります。
そして梅雨など、湿気の多い時期だからこそ、「湿気を考慮した外壁塗装工事」にご注意ください!
・湿気が塗装工事に及ぼす影響は何か?
・なぜ湿気を考慮しないといけないのか?
と思う方も多いと思います。
そんな皆様の「謎」を下記にて記載させて頂きますので、外壁塗装工事などの際にお役立てください。
①湿気が外壁塗装工事に及ぼす影響は何か?
外壁裏や窓サッシ廻り、屋根裏やお風呂のある廻りなどに発生しやすい壁内の湿気(結露など)。
この「湿気」とは、一言で言ってしまえば「水分」です。
外壁材内部まで浸透した水分があると、高圧洗浄や下地処理の段階でボロボロに崩れてしまうなど、適正な塗装工事が施工できなくなるケースが多いです。
※窓ガラスに付着した水分は外壁材に染みていなければ問題ありません。
また湿気や結露等の多いお家の外壁に溶剤系塗料で施工した場合、工事後の透湿性(通気性)が余計に悪くなる為、工事後に膨れなどの不備を起こしてしまう可能性が急激に高まります。
上記の観点から、外壁塗装は外壁材表面や見た目だけの問題ではなく、新築時からの外壁の造られ方も影響する為、お家ごとに診断をする必要がございます。
湿気が建材へ染みている場合には、完全に乾燥させてからでなければ塗装してはならない。
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施工前から結露が多い場合には透湿性を考慮した仕様で工事する。
②なぜ湿気を考慮しないといけないのか?
上記の ① でもご説明した通り、100%塗装工事に悪影響を与えるという訳ではありませんが、軽視する施工店が多く、業界ではそういった不備が多い為、施主様としては注意して施工店を判断して頂ければと思います。
また外壁裏や屋根裏は、一時的に脱着などを行わないといけないので気付きにくい部分ですが、
症状の出やすい箇所としては、窓廻りや浴室廻りの窓サッシがあげられます。
外壁材表面の水分などは、塗装工事中に職人が拭き取ったり乾かしたりするので、直接の施工不良には繋がりにくいですが、塗料の仕様を間違えてしまっての不備が業界でも非常に多いです。
透湿性を考慮した仕様でなければいけないお家に、下塗り〜上塗りまでを溶剤系塗料で施工すると、透湿性に期待できない溶剤系は工事後の経過の中で膨れ等を起こしてしまいます。
以前私が調査したお客様で多く結露が発生しているという事で、水滴が垂れている事もありました。
※そのお客様のお家も下塗りから上塗りまで、オール水性塗料で施工し工事後の定期点検でも膨れなどはなく、問題ありませんでした。
〜最後に〜
同じことにはなってしまいますが、湿気は「水分」です。
軽視して塗装工事をすると、工事後の膨れや大きな不備へと繋がりやすいものです。
ただし施主様も、外壁裏や内部、湿気がどこまで発生しているのか目に見えない部分までは気付けないのが当然です。
したがって弊社ではお客様のご希望がない限り、透湿性を損ねてしまう溶剤仕様をお勧めする事はありません。
・メーカーが良い塗料と言っていたから。
・とりあえず高耐久なら大丈夫だろう。
弊社はそういった業者側の安易な考えで提案・施工は致しません。
下塗り材との組み合わせ、またその組み合わせにより起こる可能性のある事まで、徹底的に管理させて頂きます。そしてその内容を口答だけではなく、診断書にてご説明致します。
〜まとめ〜
・結露の多いお家に溶剤系塗料を使用すると、不備の出るリスクが急激に上がってしまう。
・梅雨など比較的湿気の多い時期に施工する場合は、建材内部の湿気がどこまで発生しているか診断してもらうとリスク回避できる。
・下塗り〜上塗りまで、溶剤系塗料より水性塗料の方が透湿性がある。(密着力は変わらない)
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