「硬化不良」とは?
「シーリング材の乾燥不足により起きる不備症状」です!
硬化不良は、見た目では乾いている様に見えても、実は内部まで完全に乾いていない状態です。
後打ちの場合には、わざとコーキングをえぐったりしなければ自然に乾いてくれるのですが、先打ちの硬化不良は補修に少し手間がかかります。
シール用の下塗りプライマーを塗布し、いざシール注入。その後、指定の乾燥時間も経過し乾いている様に見えたので外壁様下塗り+中塗り+上塗りと進めます。
工事後に目地シール部分を強く押すなどの事はほぼないと思いますが、気付いたら暴風雨でなくなり雨が侵入していた。なんて事も起こり得ます。
特徴としては、
①サイディングなどの比較的薄い建材より、ALCやパワーボードなどの厚みのある建材に施工する際に起こりやすい。
②乾燥時間だけを信用し過ぎるあまり、作業スタッフが触診せず進めてしまうとリスクも上がる。
③塗装工事で扱う塗料でも、硬化不良が起きる場合もある。
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